蜜の国

ノートのように書き散らしたくてはてなに戻ってきました。

「大人っぽい」と「若くみえる」は同じだという話。集団から距離を取る人は若く見える

このあいだお気に入りのユーチューバーさんの年齢が、私より二回りくらい上だと知ってすごくビックリしたという話をしますね。

 

私はずっとその女性のことを30代、つまり同年代くらいだと思っていたんですよ。動画では声しかわからないんですけど、若い女の人の話し方だし、考え方やセンスも古臭いところがありませんでした。

若いとき流行に乗れた人は時代を引きずる可能性

以前↓この記事でも書いたんですが、流行語はその人が生まれ育った年代を知る手掛かりになります。

たいていの人には、変わりゆく時代に合わせていつもぴったりの言葉遣いをすることは難しいです。

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一度でも時代に合わせた話し方をしてしまうと、そのクセを取り除くのはなかなか出来ないんですね。

特に高校生から20代の前半にかけて、大人の階段を上る途中の人たちは、社会に適応するために必死で周りに合わせようと奮闘します。

そのとき獲得したファッションや対人関係のスタイルは、子どもから大人になるための基本装備みたいなもの。

だから年を取ったあとも、人生のベースとして機能し続けるのですね。

流行に乗れなかった人は年齢不詳になる

冒頭にあげたユーチューバーさんの話に戻るんですが、そういえばその人も全然流行語を使わないんですよ。

たぶん想像するに若いころは、周りから少し距離をおいて付き合うタイプだったんじゃないかなと思います。

おそらく今も現在進行形で同年代から少し浮いていて、他人から見るとそのズレが「古臭さがない、年齢がわからないな」という印象になっているのかも知れません。

思考停止すると老けるけど悩みは少ない

そう考えてみると、若い頃に流行に乗れた人と言うのは素直に周りに合わせることの出来る人だと言えます。

当然年を取れば、その年齢に求められる立ち居振る舞いをきちんと身に着けて、しかもそれが板についてしまいます。

このタイプの人にも若くみられたい欲はあるかも知れませんが、本当は年齢相応にふるまうのがしっくりと心地よく感じているはずです。

だからこの人たちがムリに若くみせようと頑張ると、周りが違和感を抱きやすいんですね。当の本人が一番、自分の若作りに居心地の悪さを感じているのですから。

若くみえる人は苦悩から解放されない

だけど、いつまでも「どう生きればいいのか」などと考えて、中年になってもアイデンティティの揺らぎを感じる人にとっては、この話はきっと羨ましく聞こえるでしょう。

一般的にはうらやまれる「若みえ」は、自分がいまだに確立していないことと引き換えに起こる現象なので、本人は結構苦しいからです。

合わせられない人は大人っぽく若々しい

ただ不思議なのは、若いときは年齢より大人っぽいのに、年を取ってからは逆に若くみえる人の存在です。

たとえば10代後半からずっと20代半ば~後半くらいに見られていたのに、30代以降は年齢を言うと驚かれるようになったり。

もしかしたらこのタイプは、「ちょっと浮いている、自分が属するはずの集団から距離を取る」人なのかもしれません。

以前にも書いたのですが、人は年齢を身体的特徴からだけ判断しているわけではないんですよね。

ファッションや話し方、立ち居振る舞いの機敏さなどから総合的に判断しているのです。

だからどこか集団に馴染めず少し浮いてしまうタイプは、大人っぽいと言われたり若くみえると言われたり、人から見た目と年齢の差に違和感を持たれることが多いんじゃないかなと思いました。