万年筆や精油などの写真をブログに載せたくて、ブツ撮りの本を読んだりネットで調べたりしました。わかったことをまとめておきたいと思います。
書籍「インスタグラム 商品写真の撮り方ガイド」
まずはこの本を読んでみました↓。
写真の構図やアイテムの置き方についての基本的な説明と、インスタでウケる写真の実例がたくさん載っていてとても参考になりました。
この本の対象者は私のようなブツ撮り初心者です。
カメラの設定についての説明もありますが、読者がスマホで撮影することを想定して書かれているようでした。
ブログに載せる写真ならカメラはなくてもいい
最初は「カメラを買ったほうがいいのかな」と思っていた私ですが、読み終わると気持が変わっていました。
カメラでなくては撮れない写真は主に次の3つ。
- 画面の端に歪みのない風景写真
- かっこいいボケのある写真
- 瞬間的な動きを切り取る写真
スマホのカメラは小さいので、建物など広い視野で撮影しようと端っこが歪んでしまうそう。今回私は机の上のインクの瓶など小さいものを撮影したいのでこれは関係ありません。
真上から取る真俯瞰の構図の商品撮影は、スマホで撮るのに一番オススメだそう。
私は真横から撮るつもりですが、別に立体感がなくても端っこが歪んでても、紹介したい品物がよく見えればいいのであまり問題ではありません。
これ↓は私が以前試しに撮った写真ですが、今回の目標はこの写真をもう少し明るく華やかに撮ることです。
撮影は太陽の光が差し込む窓辺
部屋の照明やデスクライトなどの光だと、撮影する物が白く光ってしまったり影が強く出るので不向きとのこと。
太陽の光だとタダだし自然に撮れるのでオススメらしいです。また時間帯も決まっていて、このサイトによれば
- 夏:9~15時(6h)
- 冬:10~14時(4h)
がよいそう。夕方は日の光のせいで写真がオレンジがかるので不向き。
そして撮影に向いている窓は、北向きがいいとか南向きがいいとか、南向きでも曇りがいいとか、人によって言っていることがマチマチでした。
たぶんプロは階数や隣の建物の位置、窓の外の壁の色など複数の要素について考えていて、そのせいで一概にどの向きの窓がよいと断定できないようでした。
うちにちょうど窓の近くに机があるので、午前中に家にいられる休みの日を狙って撮影しようと思います。
光を足す場合は壁や天井に当てて反射光に
陰がたくさん出来てしまうので、光源を少なくするために部屋の照明は消したほうがよいそう。
でもたぶんそれだと私の部屋では光が足りないので、デスクライトを机の近くの壁と天井に当てて反射光を作る予定です。
商品撮影には壁や天井から跳ね返る反射光か、薄い紙や布などを通してできる透過光だと、影が出来にくく柔らかい雰囲気で撮れるそう。
また光をサイドから当てると影によって立体感が出てよいそうなので、アイテムを置く位置を変えることにしました。
撮影に役立つアイテム
光が当たる反対側に出来る影を薄くするために、白いボードを置くとよいそうなのでレフ板を注文しました。
また、陰が出たり白く飛ぶ場合は、紗幕という超薄いレースのカーテンみたいなものやトレーシングペーパーを照明の前に置くとよいそう。
もしうまくいかなかったらこの↓布を買うつもり。
オシャレで長持ちする植物
そして隙間を埋めたり華やかさを出すには、ユーカリの葉がオススメだそう。長持ちするし枯れても青々としているので、長く使えてよいらしいです。
↑この葉っぱ、オシャレなフリー画像によく出てくるんですよね。なんの植物だろうと思っていましたが、ユーカリだったなんて!
それからカスミ草も、長持ちするし手にいれやすいことからブツ撮り向きだとか。確かにこれもよく見る。
時間が取れたら早速撮影してみたいと思います!
勉強後のブツ撮り
~~~2021.1.3追記~~~~~
休みの日にさっそく物撮りに挑戦してみました。
そして出来上がった写真がコチラ↓。
写真に詳しい人が見たら、たぶんたくさんアラがあるんだと思いますが、私としては大満足の仕上がりです!
ちなみにこの写真は、ハクキンカイロを紹介したくて撮りました↓。
道具を買ったり勉強したりめんどくさかったですが、見やすい写真が撮れるようになって嬉しかったです。
これで家電や万年筆のインクなど、好きなものを紹介する準備が整いました。やった!