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なぜ少女マンガ脳だと恋愛がうまくいかないのか②

ちわー 蜜でっすー

 

前回、「少女マンガの主人公によくある思考パターン、行動が、モテない女性が取るそれとそっくりで興味深かった」ってお話をしました。

 

今日は「なぜ少女マンガ脳だと恋愛がうまくいかないのか」って本題に、いよいよ入っていきたいと思います。

 

少女マンガにありがちな特徴

もう一度、前回私が書いたリストを持ってきます。

 

①主人公は自分が美人であることに気付いていない。でも明らかに「普通よりかわいい」設定。

 

②「ありのままの恋愛」に憧れすぎて、人として最低限のマナーを欠いた行動が目立つ。「女だから」ってのをいいことに、他人に暴力を振るうシーンも多い。平手打ち、バッグを投げつける、物を壊す、命令する。泣いて言うこと聞かすっていうのも、私はある種の暴力と感じる。

 

③男性キャラが女みたいな考え方してる。普通の男性ならするであろう、下品で俗っぽい発想を全くしてなくて不自然。代わりに主人公は非常に下品で俗っぽい。

 

④告白、すれ違い、ケンカなど不穏なイベントが必要以上に多く、恋愛がクソハード。マンガはエンターテイメントだから、ある程度事件がないと読み手は面白くないってのもあるだろうけど、それにしても多すぎる。

 

これらの特徴は大雑把に言うと、「アリな男性とナシな男性を、過度に分けて考える」ことからすべて生まれてきてると思います。

 

はい、詳しい説明に入ります。

なぜ自分が美人なことに無自覚なのに、美しさに絶対的な価値をおくのか

上のリストの一番です。少女マンガにありがちな、「顔も普通で特技もない、でもなぜかイケメンにモテる私。ていうか自分が気付いてないだけで、私って実は周りから『かわいい』って思われてるらしいよ♪」という表現。

 

自己愛の構造がねじくれていて、こういう女性に関わるとめんどくさい感じがします。その上、発想が野蛮です。まず私が言いたいのは、

 

ブスでいいじゃない!! ブスは本質的な価値じゃないし、ちゃんとブスでも恋愛できるんだよ??

 

→隠された「ブスは恋愛しちゃいけないという思想」が野蛮

 

ってことです。

 

もちろんマンガだから、エンターテイメントだから、主人公は美人な絵柄のほうがいい。感情移入するにも、読者的に気分がいいですよね。でも少女マンガの「美形偏重主義」は異常です。一つの項目に偏ったモテ観だと感じました。

 

男性は「美人に弱い」って言うけど、実際「モテ力」は総合力なんですよ。好きになったら、相手を美化しちゃうっていうのもあるし。もちろん男性にとっても女性の外見は重要だけど、ほとんどの人にとっては「美人風、健康で清潔、かつ愛想がいい」であれば十分なんですよ。

 

それに比べて少女マンガの、「なんでモテるかわかんなーい… やっぱ顔(と性格)?!!」という思考の薄っぺらさ。薄すぎて、子供じみた残酷さすら感じます。

 

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(引用:ヒロイン失格 1 (マーガレットコミックス)

 

↑ブス(地味で垢抜けない子)を「恋愛しちゃいけない人種」と表現するかのような描写。主人公(右の女の子)との対比がひどい… 結局この地味な安達さんに、かわいい主人公は負けるんですけどね、でも「ブスは対象外」という前提条件に注目です。

 

ブスだって、総合力が高ければモテますよ!! ブスだって、恋愛の主役になれるんです!! っていうかね、世の中の大半の人はどこかしらブスで、また美人でもあるんです。

 

自分の外見レベルにとらわれず、でも人の目を意識して印象のいい外見を作る能力(社会性)が、モテには大事なんですよ!! 外見偏重主義は、美醜自体をモテ基準にしてしまってるところがモテないポイントです!!

 

この少女マンガの「美人=モテる=社会的に強い」という強迫観念じみた一方通行の思想。私は若い女の子には、こんな表層に見える価値観だけに振り回されて欲しくないなーって思いました。恋愛はコミュニケーション。やっぱり「やり取り」が一番重要なんだよ。

女性らしさに自信が持てないのは、他者の視線を拒絶しているからでは?

ここのところ、「東京タラレバ娘」のモテキャラ・丸井を例に挙げて、「ラブい視線をキャッチ出来れば恋愛上手になる」って記事を書いてました。

 

そこにリンクするんですが、少女マンガに描かれる女性たちが、自分の女性としての魅力にひどく自信がないっていう点。それは男性から視線を受け取ることを、無意識に拒否してるからなのではないかと思いました。

 

つまり好みの男性ばかり目で追って、自分に都合のいい面だけ切り取ってとらえる。けど、それ以外の男性からの好意は無視。っていうか、存在すら無視。それを何年も続けているから、自分の「女性としての価値」が高いのか低いのか、わからなくなってしまったのではないかと。

 

たとえばこれは「ヒロイン失格」のワンシーン↓

 

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(引用:ヒロイン失格 1 (マーガレットコミックス)

 

↑こうやって主人公は好みの男性ばかり見つめて、

 

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(引用:ヒロイン失格 1 (マーガレットコミックス)

 

↑好みじゃない男性から声かけられても、「人」として扱いません。

 

こんな何気ないやり取りの中でも、本来だったら「小さな愛情のやり取り」っていうのは行われます。別の言葉にすると思いやり、気遣い、他者に対するリスペクトです。

 

この小さなやり取りで馬が合うようなら、さらに相手から「ラブい反応」が返ってきます。1人としか付き合えないんだから、全部恋愛に発展させるわけじゃないけど、「恋愛の芽」自体はこういう日常に転がってるんです。

 

それを「コイツはなし!!」って、無意識にしても自分にとって恋愛対象外の男性とのやり取りを拒絶してるから、女性としての自信を培う機会が失われてしまうんです。「女としての自信」っていうのは、「私は男性から愛される存在だ」「私には大切にされる価値がある」って信じる気持ちのことです。

 

また心の中が上のマンガの女の子みたいな人は、概して気持ちを隠すのが下手です。相手を「人」だとそもそも認めてないから、圧倒的に配慮が足りないんです。これだとモテなくなりやすいです。

 

男性に置き換えて考えてみましょうか。↓

 

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(引用:新宿スワン(2)

 

上は美人に対するときの表情(横顔)。下はブスと一緒にいなきゃならないときの表情です。こんなロコツに態度変えてるところ見たら、自分が美人だった場合でも傷つきますよね。「人を選別する」っていうことは、たとえ心の中でやったとしても伝わりやすいし、破壊力が大きいものなのです。

 

ちなみに上の美人・裕香は、顔だけが魅力として描かれているわけではないことに注意が必要です。男性は好みの女性をすぐ「美人化」する傾向があるってことも、忘れないでください。興味がある人は、新宿スワン(1) (ヤンマガKCスペシャル)新宿スワン(2)を読んでみてね。

 

こうしてモテない経験が積み重なることも、女性として自信を失う一因となりやすいです。までも、自分も他人を大事にしてないんだから、大切にされなくて当然っちゃ当然ですけどね…

女としての価値に自信が持てないから、顔面偏重主義になる

はい、核心に迫ってきました。どうして少女マンガでは顔面偏重主義になりやすいのか。それは、

 

好みの男性とそうでない男性を、あきらかに差別して考える。

多くの男性との「小さな愛情のやり取り」を(無意識のうちに)拒否

モテなくなったり、女性としての自信を培う機会を失う。(モテ力=総合力って考えがすっぽ抜ける)また視野が狭いために、男性の心を総合的に受け止められなくなる。

(派手にモテてる美人をちらっと見て)結局モテるのは顔でしょ?!!という安易な答えに飛びついて、もやもやを手軽に解消する。

 

だと、私は考えました。

 

美人はモテやすいです。でもその美人の中身について、慎重に考察しなくてはなりません。自己プロデュースもコミュニケーションの範囲ですし、その子がモテるのは好感度高い外見作れるメンタリティ(コミュ力)って可能性が高いのです。

自分で自分の首を絞めちゃダメだよ

「ブス=モテない」「ブス=恋愛なんてもってのほか」ってナイフのような思想は、持ってるだけで他人の心を傷つけます。なにより自分自身の首を、自分でしめるような考えです。これでは生きてるのが苦しくなってしまいます。

 

自分にも、他人にも、優しい考え方をしてください。グレーゾーンを抱き込んで、わからないことはわからないままにしておいてもいいのです。安易に白黒つけない優しい人はモテます。優しい人の発する空気は、許しを与えてくれるので居心地がいいです。

 

それではさよならごきげんよう。

 

以上、蜜でしたー 少女マンガ分析はもうちょっと続くよ。

 

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