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蜜の国

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東村アキコ先生の描く、「なぜかモテる人」が秀逸③

これはモテない マンガ・アニメネタ モテテク

ばんはー 蜜どぇーす♡

 

モテる人は観察上手ってテーマでお話してきました。今日は「東京タラレバ娘」の丸井から学ぶ、「雰囲気で相手を見るテク」についてです。

 

東京タラレバ娘(2)

東京タラレバ娘(2)

 

モテる人は観察上手&冷静

自分の視線にも敏感だけど、他人の視線ももらさずキャッチ

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(引用:東京タラレバ娘(2) (KC KISS)

 

おとといご紹介した、小雪に食事シーンを愛でられてる丸井の絵。小雪は気付いてないかも知れませんが、見られてる側は意外とわかるものですよ。「おー、あの人こっち見てるなー。私に興味あるみたいだなー。」って、がっつりわかります。

 

この場合丸井は、「見られてることに気付かないフリしてるけど、でも小雪が自分を見つめる様子をちゃんと把握している」状態です。こんなこと、わざわざ書くことじゃない気もするんですよねー。当たり前すぎるよね…。でも一人ひとり認識って違うと思うので、一応書いてみました。

 

とにかく視線は一方通行じゃないんですね、送る側がいれば受け取る側がいる。だから視線は注意して送り、繊細に受け取らなくてはなりません。これが出来ると、「いい人なんてどこにもいない!!」って悩みがなくなるかも知れませんねー。

 

モテる人というのは、受け取り上手なんですね。わりとこういう「愛の視線」に、無頓着な人は多いんじゃないかと思います。視線に敏感な人は、出会いに恵まれます。視線を送るほうも相手が気付いて受け取ってくれると、心があたたかくなって満たされるものですからね。

「好き♡」がバレバレなのも考えもの 女性はもっと恋に慎重になって

しかしこんなバレバレのラブい視線を送る小雪は、相手から見たら頭の上に「落とせます」って旗が立ってる状態です。こんなだったら口説く前から、丸井からしたら結果は見えてます。でも2巻を読むと丸井は、相手の手札が見えた状態で、さらに何度も何度も安全確認取りながらコマを進めてるんですよね。

 

お互いの状況と相手の心がなーんにも見えてない小雪には、はじめから本命になれる可能性なんてねぇってことです。ただただ自分の感情に踊らされて、「好きー♡」ってなっちゃってるしね。

 

たぶんこういう女性、男性からしたら「頭がおめでたくてかわいそうな女だなぁー」ってなるんじゃないでしょうか。もし丸井が既婚者じゃなかったとしても、彼は小雪のこと本命にしないと思います。よくてセカンド。

 

男性は基本的に天然な女性が好きだけど、貞操に関する算段が出来ない女性を目の前にすると、期待に鼻の穴を膨らませながらも内心バカにしてるんだぞぉ♡

相手の微妙なテンションの高まりを読み取る

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(引用:東京タラレバ娘(2) (KC KISS)

 

丸井との恋の予感に胸を高まらせる小雪。しかし(一応)計算を試みてたようです。

 

でもはしゃいじゃ駄目 あくまでも冷静に 淡々と 

私のことをきちんと好きになってくれるまでは 

 

これもなんだかなぁーってところですね。私の感覚からするとその算段って、丸井に筒抜けだと思うんですが。だって「すぐ落ちない女を演出する」なんてよくある計算だから読みやすいです。てか、思考が単純すぎます。

 

それにね、実際丸井にとって小雪は「初対面で『落ち』済みの女」なんですよ? 本人は気付いてないかも知れないけど、惚れられた側というのは結構わかるものなんですよ。 

 

・はじめて会った瞬間に、「はっ」としたような表情をして、数秒顔を見つめる。

・自分と一緒にいると、奇行が目立つ。

・名前を聞いてくる。

・なんとなく特別扱いしてくる。

・なにかと言うと、こちらを見ている。

・自分と話すと、ちょっと興奮している。かっこつけようとする。恥らう。

 

このような行動を、会って数時間のうちに立て続けにしてくる場合。相手が自分に惚れてる可能性が高いです。それか多情な性質の人です。危険人物。

 

でね、丸井ですよ。

 

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(引用:東京タラレバ娘(2) (KC KISS)

 

小雪の「恋に舞い上がってるけど、それを必死で隠そうとしてる」ようすを、↑みたいな淡々とした余裕の表情で観察しています。このシーンも、すごくよく描けています。こういう何気ない柔らかな視線で、小雪の雰囲気や後姿なんかをさりげなく見ているんです。

 

東村先生の描写力はすごいですね!! こんな普通のやりとりだって、意外と描いてないマンガ家さんって多いです。本棚探してもこんなシーン、あんまり出てきません。あー、青年マンガのスパイとかにはよくある表現だけど、その場合恋愛のシーンじゃないんだよなー。

 

でもね、こんなふうに「視線から恋愛がはじまり、告白や甘いセリフなどの決定的な行動なんてしなくたって、すでに結果は見えてる」っていうのは、現実の恋愛においては「普通」だと思います。

 

までも、他の人の恋愛事情なんてよく知らないですけどね…。私にとっては、これがスタンダードです。恋愛は相手の手札が全部見えてる状態で、慎重に進めるのが普通。今まで「彼の気持ちがわからない」なんて事態に遭遇したことがない。

 

そんなのちゃんと見てればわかるもん。ただ単に色んな恋愛の形を知らないので、私の経験不足なだけかも知れませんが…。

まとめ

・雰囲気や後ろ姿、相手の行動の履歴から、人の恋心の度合いは計れる。

・出会いを掴むのは自分次第。「愛の視線」を敏感にキャッチ出来るようになれば、相手に困ることはなくなる。

・逆に自分の好意を先に見せるのが、恋愛にとって不利になる場合もある。

・確信犯で好意を見せるのはアリ。(先に仕掛けて様子を見る)

・無防備な視線は不粋な人間である証拠だから、気をつける。(不粋な奴はナメられる可能性大)

 

以上、蜜でしたー♡

 

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