蜜の国

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かつて「魔性の女」だった私が語る、男たちがこぞって私を追い求めたわけ③

ちゃおー 蜜です♡ 前回の記事はこちら↓

魔性の女の謎に迫る① - 蜜の国

魔性の女の謎に迫る② - 蜜の国

生身の女性を受け入れられない男性たち

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)の作者、二村ヒトシ氏は自称ヤ〇チン。その自分の内面を分析してこう述べています。

彼らは女に恋されている自分が好きなだけで、自分に恋する女の内面は嫌いです。「重い女はウザい…」と思いながら、彼女たちと〇ックスしつづけているのです。

(引用:なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂))  

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(引用:アラサーちゃん 無修正1

ゆるふわちゃんの心の葛藤や感情が、オラオラくんにとってはめんどくさいものなんですね。彼にとって「自分に恋する女」というのは、自分を肯定するための道具、性欲処理の道具にすぎないのです。

 

こうやって多くの女性を実際に泣かせてしまうと、オラオラ君みたいに「あきらかにひどい男」になると思います。でもこの「生身の女、めんどくせー」って気持ちは普通の男性が、普通に持ってる感覚。別に特殊な心理ってわけじゃない。

 

蜜は二村氏の発言を、一般男性が口にしないホンネとして読んだよ。

男は「オレなんかに『恋』しない、芯の強い女性」が好き

二村さんは信田さよ子氏との対談でこうも語ります。

 これを言うとすごく保守的な話みたいですけど。女性の中には、菩薩とか母性じゃないけど「ゆるぎないもの」があるような気がしていて…。(中略)

女性がしっかりしていてくれれば、男がその女性に恋をしても女も狂わないし、というか、男に狂わされている場合じゃなくて、女は男とか恋愛に対しては、どっしり構えていて欲しくて。男が女に右往左往させられているほうがいいのになって。

(引用:なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)) 

 付き合ってる男性の行動を気に止めない状態ってこういう状態だと思うんだけど…↓

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(引用:臨死!!江古田ちゃん(8)<完> (アフタヌーンKC)

これは別に「彼の小さな感情の波には私、左右されないの♡」って、肝っ玉かあちゃん的愛情じゃなくて、

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(引用:臨死!!江古田ちゃん(8)<完> (アフタヌーンKC)

彼女もまた、他人を心の穴を埋める道具にしてただけだったっていうオチがついてきます。全然受容してない。自分を肯定してくれる男性を、他の男性とのやりとりで失った自信を回復するために利用する。

結局似た者同士で傷つけあう

オラオラくんはアラサーちゃんのこと好きだけど、

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(引用:アラサーちゃん無修正3

たぶんオラオラ君は、アラサーちゃんが自分のこと見てないところこそが、好きなんだと思います。無意識からも知れないけど、相思相愛の状態では満足出来ないのです。まさに「愛してくれない人を好きになる」状態。

 

アラサーちゃんもまた、性欲やさびしさを埋めるためにオラオラ君と会っていて、オラオラくんのことを受容してない。オラオラくんの自分に対する「恋」がインチキだとわかってているのです。

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(引用:アラサーちゃん

↑オラオラくんは自分がゆるふわちゃんにしてたのとまったく同じことを、アラサーちゃんからされる。 

そしてアラサーちゃんは文系くんが好きなんだけど、これがまた象徴的。

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(引用:アラサーちゃん

文系くんがアラサーちゃんのことが好きじゃない上に、割りとなんでも「どうでもいい」からたいていのものを受容出来る性格…。これって前回の「魔性の女は多くのことが『どうでもいい』から男が愛されてると勘違いする」っていうのの、男女逆バージョンじゃん。

 

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)って本を、二村氏は「自分が嫌っている、恋に苦しむ女性たち」のために書いたのだと言う。でも自分もそういう女性と同じループにハマってたんだよ。二村氏も「自分を愛してくれない人」が好き。

 

そして二村氏が求める「自分に無関心だけど、軽く淡く愛してくれる女性」だと思ってた人たちは、本当はヤ〇チンのこと好きでもなんでもなかった。他人を受け入れられない、ヤ〇チン二村氏と同類の人だった…。うーん、無限ループ。

女性に菩薩を求める男性心理

そしてそこから逃げ出したくて、二村氏が求めたのはこんな女性。↓

たとえば「男は浮気するもの」と、いい意味であきらめていて、でも大事なところでキ〇タマ握ってるみたいな。「男ってバカだね」ってことをわかってる女性。

(引用:なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)) 

そしてこの女性の生い立ちっていうのがひどい。一部載せるけど、↓

父親がダメな分、彼女の母親も苦しんでいて、母親が父親のダメさ以上にダメなところがあって、彼女は女の悪いところもわりと知っていて。 

(引用:なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)) 

 何言ってんだ?この二村って人は…。この「父の娘」の描写はこの対談の別のシーンでも出てくる。そのとき語られてた父親像は、「家のことなんにも出来ないアル中」って設定。

 

その父親を許す娘っていうのが、二村氏の「理想の女」の原型らしい。↓

男性不信になったり、もしくは男にすごく依存する人になったり、本人が歪んだりしても不思議じゃないんだけど、そうならない。父親のことを彼女は許しているんです。

(引用:なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)

親として機能してない父親と、その男性以上に未熟な母親に育てられた女性。 夫婦の間に毎日飛び交う怒号、罵声、口汚いののしり合い。自分の面倒さえまともに見ることの出来ない人間が、ましてや子供のめんどうなんか見れるはずがない。

 

こういう家庭で育った子供は、幼いうちから自立することを余儀なくされる。しかしそれはまっとうな、心の成熟を伴った成長ではない。心はとまどう赤ん坊のまま、見かけの態度や行動ばかりが大人びていく。

 

これは劣悪な家庭環境に育った人間が、仕方なく得てきた生きる術。環境に適応するため、心を見ることをやめる。運命に抗うことを、やめる。生きるため。壊れないため。受け入れるほかなかったから、さまざまなことを受け入れてきた。

 

しょうがない、仕方ない、そんなもんだよね… なんでもそう考えることが、当たり前になる。しかしそれは「真の受容」ではなく、そうせざるを得なかったから。

 

こういう女性を「菩薩」と呼ぶべきじゃない。かわいそうだ…。

編集の女性に怒られる二村氏

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)のあとがきに、二村氏は編集の丸山桜奈さんと対談します。そこで二村氏は丸山さんから「あんた、都合のいい女性像崇めることで、自分の弱さから目を背けたいだけでしょ?」と怒られる。

生意気なこと言いますけど、二村さんはどこまでも、ある種の女性たちを「自分に都合のいいように」見たかったんですね。(中略)悪いところや弱いところがない人間なんていないですよね。

(引用:なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)

 こういうダメ出しまでちゃんと載せてあるところが、この本のエラい部分だよなー この二村さん、かわいい♡

 

丸山さんから「自分に弱いとこがあるって認められないから、菩薩を女性に押し付けちゃうんでしょ?」と言われた二村氏の発言。↓

あっ、俺は自分の弱さが耐えられないから、ヤ〇チンをやることでそれを隠してるってことか…。何から自分を守ってるんだろうな…。うーん、どうしたら(受容=愛を)与えられるんだろう?どうしたら愛せるんだろう…。

(引用:なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂) 

人間にはいい面もあれば、弱くてダメなところもある。そういう当たり前のことを受け入れられないから、女性に「全てを許してくれる存在」であることを望む。

 

しかしよくよく考えてみると、女性に「菩薩」を求めてたのは、二村氏自身が「自分も弱いところもある人間である」という事実を受け入れられてないからだった。

 

よくこれだけ自己開示できるよね、よく頑張ったよね。てか、本の主旨が全否定されるような対談だけど、それもちゃんと載せるなんて誠実でいい本だよなー

完璧な人間なんていない

「モテる女」って聞くと多くの人が、その子が「絶対的に人を惹き付ける魅力」を持ってるからだって思いたがる。なぜなら「性格がいい」とか「美人だから」あの子は「モテる」んだって思ったほうがわかりやすい。わからないことは不快だから。

 

でも実際はそうじゃないんだよね。人は「心の穴」を埋めあうために「恋愛ごっこ」をしてみたり、自分の弱さから目を背けるために「理想の女」を夢見たり。人の世界は悲しいかな、全然わかりやすく出来てない。不愉快なくらいカオス。

ブログ「蜜の国」の今後

やっぱり今までと同じ方針で

  • 人として女性が完成を目指す過程に「モテ」がついてくる
  • 人間の醜さや弱さから、目を背けずに現実を認める
  • その上で失望せず、期待しすぎず、自分の出来ることをやっていく

この3つの柱をもとに、「モテるためにはどうすればいいか」を書いていきたいと思います。

 

結局モテようと思ったら、男性の弱さやズルさをいったん認めてしまって、じゃあどうしようかってとこから考えたほうが、うまくいくんです。でも男性の心の中を見つめることは、自分を見つめることと同じこと。自分の弱さと向き合わなくちゃいけないときが、必ず出てくる。

 

そして「私のこと好き?」「私ってすごいでしょ?」って自意識が肥大した状態だと、正しく相手の心を見たり受け止めたりすることが出来ません。また男性のズルい心を知って、失望したり傷ついたり、夢を壊されるときもあるでしょう。

一緒に頑張りましょう

自意識を捨てて、「いい子」を演じるのは大変でしょう。男性のズルさを知って、その上で愛されるために「菩薩」を演じるのも、腑に落ちないことでしょう。でも仕方ありません。人間はみんな、弱くて不完全。彼もバカかも知れないけど、あなただって人として完成していないのです。

 

 こうして「モテ論」書いてる蜜だって、「菩薩」演じるのはワケないことだけど、人じゃないみたいな冷たさや野生も併せ持っています。泣き喚いたりカラダをかきむしるような夜を幾晩も越えて、それでも少しずつ成長していっているのです。未熟なのは、蜜も同じ。

「モテ」のための努力で、人として成長できたらいいよね

 男性のために「菩薩」演じてたとしても、そのうち本当に他人を許せる人間になれるんだったら、それでもいいじゃないですか。ウソから出たマコトだって、マコトには違いないし。カタチから入るのだっていいじゃないですか。

 

てかね、「モテたい!」ってエネルギーを利用して、人として成長してけばいいと思うんですよ。欲がなきゃ、人って頑張れないですもん。やましい心で一生懸命努力して、気付いたら生きやすさも手に入れてたわってなったら、最初の動機がなんだったかなんてどうでもよくなっちゃいますよね。

 

このシリーズはこれでおしまいです。

以上、蜜でしたー♡

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