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蜜の国

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モテキ最終回の謎に満ちた小宮山夏樹の言動を詳細に解説するよ②

こんちわわー 蜜ですー マンガ「モテキ」を読み解くシリーズ6回目☆


はい、モテキ最終回の謎、後半に入りまーす。

そして別れのときがやってきた

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(引用:モテキ(4)

うーん、最近スキャナ使ってみてるんだけど、デジカメで撮ったいつもの写真のほうが見やすくない?スキャナってちゃんと押さえてても歪んだりかすれたりするのなー

 

あ、なんだっけ、別れのシーンね!

ここでも二人のすれ違いがよく描けてますねー!!一段目の横顔と、二段目のうつむきがちな夏樹ちゃんの表情!すごくよく描けてます。今にもしゃべり出しそう。心の中を吐露させてみますね♡

夏樹ちゃんのホンネ

まずフジくんのセリフから。

ちゃんと自分の居場所見つけて 自分大事にして… 楽しんで生きろよ

そーゆー夏樹ちゃんが好きだから

 

フジくんのせいじゃないけど、無性に腹が立ちますね。まず「自分の居場所」なんて夢みたいなところ、知らない。大事にされてる子はみんな、「居場所」っていうのがあるらしいよね。でも私にはそんなの、生まれてから一度もなかった。自分を大事にするって感覚も、わからない。

 

わかりたいよ… わかりたくて、苦しいよ!

 

欲しい!その「居場所」とか「大事にする」とか!…それを私にくれるのが、フジくんだったんじゃないの?

 

今まで私、楽しんでるように見えた?ちっとも楽しくない。いつも苦しいよ。にこにこ、へらへらしてるけど、ちっとも楽しいわけじゃない。ていうか、「楽しんで生きる」って、何…?生きることは、苦痛でしかないのに。

フジくんにとっては、夏樹ちゃんは奔放?

楽しんで生きろよ そーゆー夏樹ちゃんが好きだから

↑ズシっときますねー。夏樹ちゃんは空元気なんですよ、ずーっと。本心があまりにも暗くてさびしくて幼くて、攻撃的ですさんでて一人で立ってられない状態だから、隠す。すると逆におちゃらけた態度になってしまうのです。

 

今だから蜜は過去の自分を冷静に見られますけど、当時は今こうして文章書いてるように、自分を振り返ったり出来なかったです。全部無意識にやってる。男性をひきつけてしまう行動も、うまくかわしたり味方につけるのも、笑顔もふわふわした雰囲気も、全部無意識。

自分を見つめられなかった私

自分の心を見つめたり、見つめすぎてこじれたりって、ある程度安全なところでしか出来ないんですよ。蜜なんか、一番辛かった時期は記憶自体飛んでましたね。あとで発達心理学の本を読んだら、辛すぎて心が壊れてしまうレベルの傷を受けると、脳は一時的な記憶喪失を起こすことがあるんだそう。

 

たとえば誰かと話してて、ふとした瞬間に「あれ、そういえば小学1~4年生までの記憶がまったくないな」って気付くの。本当になくなってるんだよ。何一つ思い出せないの。そういうのが、絶望~回復期の期間にはしょっちゅうあった。

 

ぽろぽろなくなってた記憶が戻ってきたのは、夫と付き合うようになってから。関係が深くなって、安心を得れば得るほど、そのたびに辛かった記憶が戻ってきた。

 

「あ!そういえば、昔、こんなことあったな…。どうして今まで忘れちゃってたんだろう?あのときはわからなかったけど、小さかった私、お母さんからとてもひどいことをされてたんだね… う、う、うわーーーーーー!!!!」

 

↑10年以上前の記憶に対してパニックになって、体が崩れ落ちる。何度も何度も、過去の記憶と戦った。そのたびに夫は優しく抱きしめてくれて、「うん、うん」って泣きじゃくる私の話を聞いてくれた。(たぶん意味わかんなかったと思うけど)

小宮山夏樹の最後のセリフ

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(引用:モテキ(4)

幸世君 ずっと言おうと思ってたけど 私ねーー 

 このあとのセリフ、車の騒音に消されて聞こえません。

 

蜜だったら。

 

「フジくんのお嫁さんになりたかったんだよ!」

「ずっとフジくんみたいな人になりたくて、憧れてたんだよ!」

 

とかだと思います。夏樹ちゃんの欲しいものは、「ロマンス」じゃない。だからフジくんが喜ぶような甘いロマンチックなセリフは言わなそうですよね。夏樹ちゃんは普通に一緒にいたかったんだろうなー、フジくんと。切ない恋の物語ですね。

欠点が魅力になるなんてな

小宮山夏樹という人は、人より欠けた部分の多い女性です。心にいっぱい穴が空いてて、そこがブラックホールみたいに何かを求めてる。そしてその欠けた部分に吸い寄せられる「持つ者」たち。

 

これが小宮山夏樹の「モテ」の本質だと思います。自分ではいやでいやで仕方がない欠点が、人を惹きつけてやまない要素となっている。蜜はよく「さみしげでほっとけない」って言われたんですけど、別にそんなとこ魅力だなんて思ったことなかった。

 

普通に孤独で一人で立てない状態って、苦痛ですよ。逃れたいもの以外の何物でもない。でもそこにこそ、人を惹きつける要素があったんですね。互いに補い合って成長していきたい、人間は本能的にそう思うように出来ているのでしょうか。

 

私が自分の心の穴を埋めたいと思うことは、よくわかる。だけど「誰かの心の穴を埋めることで満たされる」人間も、同じ数だけ、いやそれ以上に多いんじゃないでしょうか。

 

蜜のもとには「キミの役に立ちたい、キミを理解したい」って人がよく寄ってきてました。自分がそうしてくれる人を求めてたってのもあるけど、「役に立つことで生きがいを感じられる」って感じの人も、今思えば多かったなー 夫がまさにそうだし。

ムダなことなんて、何もないのかもね

だからこれを最後まで読んでくれたみなさん。恋愛とは互いに足りないところを補い合うことなんだって、思ってみてはいかがでしょうか。自分の欠点を、人を惹きつける魅力だと思ってみる。

 

優れたところがあるからモテるって見方も、それは正しいと思います。でもそれだけではありません。人は弱肉強食の世界に生きる動物でもあるけど、精神世界も併せ持つ不思議な存在なのです。一つの尺度では測れないと思います。

 

蜜は今でも「さびしそうな表情」を、自分の顔から剥ぎ取ることが出来ません。しみったれて弱そうな感じが、自分では大嫌いです。今でもたまに過去の記憶に苦しめられて、一人で隠れて泣いてたりする。すごくみじめで子供で、そこも大嫌いです。

 

でも夫は、私のそういうところが好きなんです。「好き」っていうと変だな。「オレがそばにいなくちゃな、笑わせてあげたい」って一生懸命私のために出来ることを考えてくれてて、なんていうか、そういう夫の表情は生き生きしてますね。

 

全然かみ合ってないですよ。でもいいんです。補い合えていますから。二人でいると、互いにいいことがあるんです。それも「恋愛」と呼んでは、怒られてしまうでしょうか?

 

以上、蜜でしたー♡

これでひとまず、このシリーズはおしまいです☆

 

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