蜜の国

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「臨死!!江古田ちゃん」に学ぶ!「ありのままの私」が愛されないワケ

人は「ありのまま」では恋愛できない

※後日この記事は瀧波先生本人からの言及をいただきました↓

 

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そもそも他人と「付き合う」って意味、わかってる?

こんちはー 蜜です。今日は前回ご紹介した「臨死!江古田ちゃん」を例に見ながら、そもそも「男性とお付き合いするとはどういうことか」についてお話したいと思います。

 

早速本題です。まずはコレみて↓

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(引用:臨死!!江古田ちゃん(8)<完> (アフタヌーンKC)

いつまでたっても本命にしてくれないマーくんとのデートでのお話。適当なメイクと髪を彼から注意をされて、主人公の江古田ちゃんは逆ギレ。さてみなさんだったら、どっちの言い分が正しいと思いますか?

 

蜜は断然マーくんの肩をもちます。だって蜜にとっては「男性とお付き合いする=パートナーとして社会生活を共に営む」です。だから一旦お付き合いすると決めた以上、相手に恥をかかせないように全力で注意します。連れてて恥ずかしくない振る舞い&服装、身だしなみを徹底する。疲れてたりめんどくさくてそれが出来ないときは、一緒に人目につくところに外出しない。 

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(引用:臨死!!江古田ちゃん(7) (アフタヌーンKC)

もちろん女性の身だしなみを気にしない男性もいっぱいいるけど、たいていの男性にとって、自分が連れている(付き合っている)女性というのは自分のステータスを表す鏡のようなもの。

 

その女性を愛してるかどうかは置いといて、男性は変な(だらしない)女を連れてることで恥ずかしい思いをしたくないのです。恋人や夫と外出するときに最低限身だしなみを整えるのは、蜜にとって最低限のマナーであり相手への礼儀です。これは愛だの恋だの言う以前の問題。

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彼の恋愛と社会生活(体面)は両立させてあげなくちゃ

江古田ちゃんの言い分からすると、「飾らない、ありのままの私を好きになって!」だと思うんです。でもマーくんが「朝、起き抜けの飾らないキミが好き」って気持ちと、「まともな人と付き合ってると思われたい」って気持ちを同時に持っててもちっとも変じゃありません。

 

つまり「ありのままのキミが好きだよ」と「周りからはすてきなカップルだと思われたいよね」は別の気持ちです。これをごちゃまぜにして考えてしまうと、上のマンガの江古田ちゃんみたいに傷つくことになってしまいます。

 

「だらしない格好してデートに臨むずぼらな女の子…そんなあの子の自然体なとこが大好き♡」こう言ってくれる彼がいたらいいですよね。でもそういう男性は高確率で変態か、自分自身も色々めんどくさい人です。普通の男性はそんなふうに考えられません。女の子にはある程度きちんとTPOに合った格好で来て欲しいし、それを見て自分がデート相手として女の子から尊重されてると思いたいのです。

江古田ちゃんが本命になれないのは、本当にマーくんのせい?

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(ともに引用:臨死!!江古田ちゃん(8)<完> (アフタヌーンKC)

さっきデートのとき、江古田ちゃんの身だしなみを注意したマーくん。本命の彼女と別れたあとも、やっぱり江古田ちゃんをセカンドのままにすることにしたようです。

 

ここまでの記事で紹介したマンガを見て、蜜が江古田ちゃんの立場だったらですね、「キミが僕の社会生活にもちゃんと参加出来て、一途に僕一人と付き合える子だったらいいのに。本命には出来ないけど、本当はちゃんと好きだよ」こういうメッセージとして受け取ります。

 

本命にしてくれないかも知れないけど、マーくんは江古田ちゃんとホンネで会話してるし頻繁に会っているのです。気持ちはちゃんとあるのです。

相手を受け入れていないのはどっちでしょう?

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(引用:臨死!!江古田ちゃん(8)<完> (アフタヌーンKC)

 たとえ結婚して家族になっても、プライベートの時間は必要です。誰でも一人になりたいときがある。てか安定した家庭や恋人があって心が十分満たされてるんだったら、むしろ一人の時間がたっぷりあったほうが人は快適です。

 

他人の領域への侵害は暴力です。「来るな」って言ってんのに来る。「一人にさせて」って言ってんのに、絡む。相手のことがいくら好きでも、誰だってこんなことされたらうっとうしいし腹が立ちます。でも江古田ちゃんはそれに気付けないんですね。

 

「私のこと好きだったら、どんなときでも構ってよ」「構ってくれないのは、私の女としての魅力が足りないからでしょ。私が本命の彼女と比べてかわいくないからでしょ」そう解釈をして勝手に傷ついてしまうのです。江古田ちゃんに決定的に欠けてるのは、マーくんのコンディションやプライバシーを配慮する気持ちです。

 

江古田ちゃんは自分と他人の領域の区別が曖昧な人として描かれています。ここで紹介した話以外にも、マンガ全体通して江古田ちゃんが他人の領域を侵害してるエピソードが多くみられます。江古田ちゃんは「プライバシーの尊重」の意味が根本からよくわからない人です。これでは「恋愛」以前に、一緒にいる相手を疲れさせてしまいます。

女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態 (単行本)

今蜜はこの本を読んでいます。江古田ちゃん描いてる瀧波さんと「負け美女」で有名な犬山さんの対談の本です。まだ半分も読んでませんが、まさしく今触れた「領域の侵害」が人間関係にとって害あるものだと、瀧波さん本人もおっしゃってました。これは瀧波さんが見つめる一貫したテーマの一つなのでしょう。

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愛するってどういうこと?

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(引用:臨死!!江古田ちゃん(8)<完> (アフタヌーンKC)

蜜の個人的な感覚では、ここで江古田ちゃんが口にする「愛してる…」は執着です。他にも「キライなとこも好きになったら愛してるってこと」というエピソードも出てきますが、これにも蜜は納得しがたい思いを持ってしまう。

 

確かに人を愛すると結果的に、「好きじゃないけど愛してる」「キライなとこも好きになる」状態にままなる。でも前提が違うのです。そもそも蜜の定義する「愛する」とは「相手を受容すること」だからです。

蜜にとって愛とは相手を受容すること

「相手を受容する」とは、彼の

  • 夢や目標
  • 他人に踏み込んで欲しくないところ
  • 心や体の整え方、生活のペース
  • 見栄の張り方や交友関係の広さなど社会生活に対するスタンス
  • (異性や地位や金に対する)欲望の方向性

を理解し、ありのままに受け入れることです。蜜にとって人を愛するとは、これを否定せず寄り添えるように自分を変えていくことです。「愛自体」は全然ロマンチックじゃありません。自分がひたすら透明になって、機械のようにただ自分が自分に課したミッションをこなしていくだけ。

 

そういう関係をしばらく続けてくと、「彼のここは好きじゃないけど、まいっか」「好き好き♡っていつも盛り上がった感情じゃないけど、きっと私は彼を愛してるな」って静かに思うときが来る。この結果ロマンチックになるのは、彼のほうです。蜜は女だからでしょうか…そんなにムーディーじゃないかな。かなりドライ。

結論:自分が「ありのまま」だと相手を愛せない

蜜の定義する「愛」にのっとって話すと、「ありのまま」の人はまだ人を愛する準備が出来ていません。「ありのまま」は頑固な姿勢です。人を愛そうと思ったら相手に合わせてかなり色んなこだわりを捨てなければならないし、時には長年培った倫理観すら考え直さなくてはならないときもくる。

 

時代はいつも移り変わっています。流行や人の考え方、常識が変わるのはとても早い。人は一時として同じではありません。いつまでも「生まれたまま」にこだわっていては、誰のことも受容できない、つまり誰も愛せない人になってしまいます。

いかがでしたか?

「臨死!!江古田ちゃん」は人間考察の材料になるエピソードがたくさん詰まったマンガです。瀧波さんは本当によく人を観察して、心の動きがわかる人なんですね。なのにどうしても「人として大切にされる」ことが出来ない江古田ちゃん…。

 

鋭敏な感覚で描かれる分だけ、その辛さが読者の胸に突き刺さります。彼女はなぜこんな苦渋を舐めなければならないのか。それは「コンプレックスに負けてしまっている」「自他の区別がつかない」「相手が自分でも気付いていない本当の望みを明確に受け取って、それを叶えてあげることが出来ない」「表面的な欲望や世間の価値観に流されてしまって、自分の本心がわからなくなっている」この4つが主な原因だと思います。

 

本当は江古田ちゃんもこのことをわかっているのです。だからこそ「猛禽ちゃん」という、これが全部出来てるモテモテの女の子が登場する。猛禽ちゃんはもう一人の江古田ちゃんなのです。

 

以上、蜜でしたー

 

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